つくる。まもる。[CSRの取り組み]安全・安心な技術力 をつくる。まもる。

品質の追求

お客さまの期待と信頼に応える高品質なサービスやソリューションを常に提供できるよう、しくみづくり、しくみを動かす人づくり、そして人が力を発揮できる環境づくりに努めています。

品質マネジメント

 ミライトグループでは、統合マネジメントシステム(関連情報)の重要な構成要素である品質マネジメントシステムを、ISO9001に準拠して構築・運用しています。
 その基礎となる品質方針は、法規制や顧客要求事項への迅速な対応、製品・サービスの質的向上や施工品質の向上による顧客満足度アップ(効率的な生産・サービス活動も実現)、品質リスクの低減、の3点を柱としています。そして、社内規程類により、具体的なプロセス・手順や判断基準を明確化しています。自社内だけでなく、取引会社からの購買においても、遵守されるべき品質標準を明確にしています。
 一つひとつの業務の品質については、その都度確認・検証を行っています。またモバイル端末なども活用し、より精度が高く効率的な確認手法を追求しています。
 毎年度、各グループ会社が事業内容に応じた目標(設備事故件数、検査指摘件数、お客さま満足評価ポイント、など)を設定し、その達成状況をレビューして、次年度以降の取り組みにつなげています。

品質方針

標準化された生産・サービス活動を効率的に展開し、お客さまの期待・信頼に応える高品質な製品・サービスを提供する。

  • 適用される法規制および顧客要求事項に迅速に対応する。
  • 「お客さま第一」の理念のもと、製品・サービスの質的向上並びに施工品質の向上を図ることにより顧客満足度を向上させるとともに、効率的な生産・サービス活動を実現する。
  • 品質リスクを低減し、QCDの維持・向上を実現する(QCDとは、Quality:品質、Cost:コスト、Delivery:納期)。

安全意識の共有

安全再認識研修

施工現場において安全指導や安全管理をする立場の社員(安全専任者、現場代理人等)を対象とした「安全再認識研修」を行っています。安全パトロールにおけるポイントなどを座学や実習、事故事例検討などを通じて再認識し、安全管理能力の向上に役立てています。2017年度は16名が受講しました。

高所安全作業者認定

技術者が高所での作業を安全かつ確実に行えるよう、「高所安全作業者認定(アクセス系)」、「高所安全作業者認定(ネットワーク系)」を行っています。

アクセス系3,302
ネットワーク系302
高所安全作業者認定の総受験者数(2017年度)

技術力・現場力の向上

 ミライトグループでは、サービス品質を支える技術力を着実に向上させるために、研修や技術認定を実施しています。

工事マネジメント力の強化

 事業推進の中核的専門人材である工事長※2のマネジメント力強化に向け、新任工事長と工事長補佐を対象に、「工事長研修」を行っています。
 近年では、工事件数の増加や工事内容の多様化・複雑化などにより、現場責任者としての工事長には幅広い対応力が求められています。本研修ではミライトグループの経験・ノウハウの集大成「工事長ハンドブック」を活用し、予算作成、原価管理などの工事管理の基本要素を学ぶほか、ディスカッションやロールプレイングの導入により、知識を有機的に理解し、課題解決力を高める取り組みにもアプローチしています。

  • ※2 工事長は、ミライトグループが個別の工事の統括のために任命する監督職の一つです。

専門技術者の育成

 専門技術者の育成を目的としてエキスパートカレッジを開講し各種研修を実施しています。2017年度は新入社員を対象とした「アクセス系基礎技術コース」を9カ月間、また、「メタリックケーブル接続訓練科」を19日間実施しました。本研修ではアクセス技術の基礎知識・技能と安全施工能力を習得するとともに、情報配線施工や電気工事士など複数の技術系資格の取得を図りました。

品質管理インフラの整備(オーストラリア)

 MIRAIT Technologies Australia社は、オーストラリアの大手通信会社から所外設備更改工事5万件を受注し、2017年から3年間にわたって実施中です。
 日本よりはるかに広い東部4州(ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、クィーンズランド州、タスマニア州)に広域に点在する所外設備更改工事の品質と効率を確保するため、業務パートナーの工事業者120社の工事能力をデータベース化し、工事を標準化。これらの広域設備の工事を遠隔集中的に監視するITツールやデータベースも独自開発しました。


業務パートナーとの連携

 ミライトグループは、サービス品質の確保には業務パートナーのご協力が欠かせないとの認識から、連携の取り組みを進めています。
 まず、 「購買管理規程」に基づく評価・選定プロセスを通じて、製品・サービスの品質や供給能力などに関する基本的な要求事項を確実に共有しています。
 また、相互の理解とコミュニケーションを深め、健全な経営に資することを目的として、取引会社約200社を会員とする「協力会」活動を行っています。本部活動および安全・技術者育成・経営情報の3つの部会で研修会などを実施するとともに、協力会ホームページで情報共有を図っています。
 さらに、地域に拠点をもつ協力会社との交流を深めるため、全国を9エリアに分け、エリアごとの「地域交流会」を定期的に開催し、事業計画の展開や情報交換などを行っています。2017年度は参加した497社との間で、今後の事業展開についての意識合わせを進めました。


業務品質の総合的な向上

 ミライトグループは、サービス品質を着実に向上させていく鍵は、業務品質全般の水準を常に高めていくことだと考えています。
 現場(グループ社員および協力会社の社員を含む)の業務に関する気付きや意見を積極的に取り上げ、業務の効率や品質を向上させる「KAIZEN提案活動」を促しているほか、グループ会社の現場チームが集まり、取り組みの成果を紹介して相互研鑽につなげる「ミライトグループKAIZEN大会」も定期的に開催しています。2017年度は15チーム(前年度と同数)が発表を行い、それぞれの創意工夫の成果を共有しました。KAIZEN提案活動の各職場への普及役「KAIZENフェロー」の取り組みも、開始から3年を経て、組織の雰囲気をより前向きにしています。

KAIZEN大会の表彰式
16,794
KAIZEN提案件数(2017年度実績)
※2016年度は14,727件

あらゆる工事を、お客さまに極力負担をかけないように進める

 大阪にある国内有数のテーマパークで、電話線一本からアトラクションなどの通信・電気工事、土木工事に至るまで、お客さまのご要望にあわせ、あらゆる工事を請け負っています。
 一つとして同じ工事はないことが面白みでもあり、難しさでもあります。仕様がはっきりしていない仕事が多いので、協力会社の担当者と段取りを細かくしっかり確認しながら、目の前の仕事と向き合う毎日です。テーマパークの営業時間中には工事を実施できないため、ほぼ夜間に対応しています。
 現場では、都度新しいことを行っていることから「どのようにすれば安全に手戻りなく、スムーズに完工できるか」を最も重視しています。そのために、工事に関わる提案はもちろんのこと、施工するにあたって問題がないかの現地確認、さらにはお客さま社内の他部署との調整をさせていただくこともあります。工事長として、常に「お客さまに極力負担をかけないようにする」ことを意識し、より大きな信頼をお寄せいただける仕事を積み重ねていきたいと考えています。

阪江 祥平 (株)ミライト
西日本ソリューション事業本部
エンジニアリング部