総合エンジニアリング&サービス ミライトグループ

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つくる。まもる。快適な社会のしくみを つくる。まもる。

事業活動による価値創造

災害に強いまちづくり

激甚化が懸念される自然災害へ、より円滑に対応するための新しい社会インフラとして、 ドローンや高精度センサを活用したソリューションを提供しています。

自然災害対応におけるドローンの活用

ドローンの自然災害対応への応用分野は年々拡大しています。ドローン運用の実績を積み重ねてきた( 株)ミライト・テクノロジーズは、災害時に役立つソリューションの開発に取り組んできました。
2019年9月からは、ドローンを活用した広域運用サービスに、「ドローン映像リアルタイム配信サービス」を追加。(株)ソリトンシステムズが提供するリアルタイム映像伝送システムと、(株)ミライト・テクノロジーズが提供するドローン機体およびパイロットを、利用者の要望に応じて一元的に提供します。そして、災害の現場状況をドローンでリアルタイムに撮影し、災害対策本部などのある離れた拠点への映像の伝送や撮影場所の地図上への表示を行います。この機能を活用することで、急な災害発生時でも、河川や山奥等の災害現場の状況を正確かつ鮮明に撮影・伝送することができます。
また、2020年7月1日には、東京都江東区と「災害時における無人航空機を活用した支援協力に関する協定」を締結しました。災害時に江東区がドローンを活用した土木施設の点検を必要とした場合に、(株)ミライト・テクノロジーズと(株)ミラテクドローンが出動し、区内の土木施設の点検を担当することで都市インフラの早期復旧に貢献することをめざすものです。
江東区では、大学や民間企業と橋梁点検へのドローン活用についての検討を重ねてきました。(株)ミライト・テクノロジーズは、江東区に拠点を置くとともに、ドローン事業を行っていることから、江東区のドローンによる橋梁点検の実証実験や勉強会に参加してきました。これまでの取り組みの結果、ドローンによる調査が効果的であったと認められたことを受けて、協定の締結に至りました。
ミライトグループでは、(株)ミラテクドローンを中心に、調査技術に関してさらなる迅速化、高度化、安全向上に取り組み、グループ全体でドローンによる災害時の対応力の強化を図っていきます。

ドローン映像リアルタイム配信サービスの概要

通信技術による災害対応の支援

(株)ミライトでは、昨今のIoT利活用に対するニーズの高まりから、低消費電力かつ低コストで遠距離データ通信を実現する通信技術LPWAの有用性を検証しています。その一環として2017年11月より、本社所在地である豊洲を中心とした東京湾岸エリア(豊洲・新木場・枝川)でLoRaWAN™ネットワークを開設しています。
この通信環境を活用して、2020年2月21日、東京消防庁潮見消防訓練場(東京都江東区)で実施された東京消防庁訓練隊による消防訓練で行われた“隊員位置管理検証”(PoC)を、協力事業者として実施しました。高精度GNSSデバイスを利用して、屋外における“人・モノ”の高精度位置情報把握システムを提供しています。
火災・災害現場では、広い視野で迅速な実態把握を行い、出場している各隊に指揮・命令を出すことが不可欠ですが、これまでの無線による音声報告や目視による実態把握には限界がありました。東京消防庁がより迅速かつ多面的な状況判断を行うための方策を模索していることに応え、(株)ミライトは通信技術を活用したシステムを試行的に構築したものです。この PoCで得られた知見を活かし、さらにLPWAネットワーク技術やIoT技術の高度化、そして災害対応への貢献を図ります。

※LoRaWAN™:半導体メーカーのセムテック、IBM等の「LoRa Alliance」メンバーが策定したIoT向け通信規格のひとつ。LoRaWAN™の名称は、Semtech Corporationの商標