ミライト・ホールディングス

ホーム > 事業内容 > 事例紹介

事例紹介

Wi-Fiへの取り組みについて

西武ドームにおいて「スタジアムWi-Fiソリューション」を導入

昨今、スマートフォンやタブレット端末の急速な増加とSNS(ソーシャルネットワークサービス)の普及、さらには写真、動画などのビジュアルコンテンツの利用拡大によって、モバイルデータトラフィックが急増しており、これに対応するため、固定・携帯に続く「第3のアクセス」としてWi-Fiが注目されています。
 情報通信のインフラ構築を主力事業とするミライトグループは、Wi-Fi設備の構築にも積極的に取り組んでいます。
 具体的な事例として、株式会社西武ライオンズ、西武鉄道株式会社、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社、シスコシステムズ合同会社と合同で西武ドーム(埼玉県所沢市)において高密度かつ高品質なWi-Fiアクセスを可能とする「スタジアムWi-Fiソリューション」の導入と、それを活用し、来場した観客に対して西武ドームでしか体験できない新しい公衆無線LANサービス“Lions Wi-Fi”の提供を本年3月29日のプロ野球公式戦開幕に合わせて開始いたしました。
 「スタジアムWi-Fiソリューション」は、スタジアム専用設計の狭ビーム幅指向性アンテナを利用することで1つ1つの無線LANアクセスポイントでカバーするエリアを小さくし、大勢の観客が集中するスタジアム環境でも快適なモバイル通信を確保することができる画期的なWi-Fiソリューションです。
 ミライトグループはこれまで培った無線設備の構築技術を発揮し、より快適なモバイル通信の実現に貢献してまいります。

災害対策への取り組みについて

災害用の通信ネットワークと衛星通信システム搭載車両開発に参画

東日本大震災では携帯電話等の地上通信網が被害を受け、特に救護や探索等、現場を移動しながら活動を行う人々との通信手段が不足し、現地の迅速な対応や活動方針を伝えることが困難な状況となりました。
 このことから、総務省では「通信インフラの耐災害性の向上を進めるための研究開発」を開始しました。その一環として、NICT(注)が、東北大学との産学連携で推進する災害関連研究プロジェクトにおける「移動中でも通信ができる衛星通信地球局の開発」にミライトグループも参画し、災害用の通信ネットワークの構築と衛星通信システム搭載車両を開発しました。
 開発した車両は、「超高速インターネット衛星WINDS(きずな)」を移動しながら追尾できるアンテナを搭載しており、衛星通信では難しかった移動しながらの高速通信を実現しました。
 これにより、災害時のハイビジョン映像や道路被害状況等をリアルタイムで災害対策本部まで伝送することが可能となり、消防・警察、自治体、道路管理者など様々な災害対応組織での活用が期待されています。


(注)独立行政法人情報通信研究機構の略称。

千葉県旭市に津波避難タワーを建設

 ミライトグループでは、津波発生時における避難タワー(退避櫓:たいひやぐら)をメーカーと協業して建設しています。千葉県旭市で施工した退避櫓は、鉄骨造地上3階建(避難フロア地上8m)の建造物で、最上階は約50㎡の避難スペースを確保しており、約100名の収容が可能(構造計算上は400名の荷重を見込んだ設計)となっています。通常の避難用階段に加え、車椅子等でも利用できるように建物外周に螺旋状のスロープを備えているほか、スロープ床は水を透過させるグレーチング(注)を使用しており、津波襲来時の浮力を軽減させ櫓への影響を最小限にとどめる設計となっています。


(注)鋼材を格子状に組んだ溝蓋で材質はFRP(プラスチックにガラス繊維の層を練り込んだ複合素材)。